2013年9月6日金曜日

手放す力  枡野俊明

見立てる 茶道  ある物をまったく別のことに用いることで新しい趣向をつくりだす
豊かな想像力  物を大切にするあたたかい心
手放す なくてはならぬものが見えてくる
得ることよりも 手放すほうが幸せになれる わずかなものを慈しむ
安らぎを得たければ むしろ手放す
ない 世界の開放感    安らぎと癒し
場 の乱れ  心に影響   おおらかな場 簡素 寛ぎ
本来無一物 無一物中無尽蔵
囚われない 執着しない  心を洗い流し のびやかな開放感
余計なものを求めない 手放す 手元にある必要最低限のものを大切にする 
古いものを大切にしていく心の豊かさ  新たな息吹を
執着のスパイラルに陥らない  こだわりを捨てる
モノにこだわる  こころがこだわる
自分に与えられた務めを果たす
自利利他  みずからを生かすことは 他者を生かすこと
立禅 どこでも   整える
心は乱れやすい 部屋も心も掃除が必要
突っ走っているときは 前しか見ていない 
走っているつもりが 停滞していても気づかない
あえて貴重な時間を手放す 自分自身と向き合う 対話する
集中力を発揮 前準備 結界  空間 時間 ゆとり
露地  露わにする 心から雑念を洗い流し 清らかな状態にする
最初が大切 一日の始まり 朝
朝は清々しく 気持ちよく ゆとりを持って
よく歩く 
経行(きんひん)  ひと呼吸半歩 ゆっくりしたあゆみ
呼吸を整える
威儀即仏法  威儀を正す
柔軟で強靭な心 動じない 慌てない イライラしない
脚下照顧  足元をよく見る  浮ついた心が矯正される
身体を整える  心も整いやすくなる
喫茶喫飯  食べる時には食べる  一口ごとに箸を置く
感謝とともに 心を込めて食事をいただく
労力を惜しまず 手間ひまかけて 丁寧に お茶を淹れる 人生を送る 今日を生きる
悩むより動く まずは行動ありき 恐れない 飛び込む
雨に濡れてしまえば もはや雨に濡れる心配はない
仲間がいてこそ 自分も生かされる 人との縁
人との縁を生かすことによって 自分も生かされる
合掌 人間関係の喜ばしい部分も 嫌な部分も 両方ひとつに合わせてありがとう
人のために手放す ⇒ 精神的喜びとなって返ってくる
 得をしたいと考えている人は 損をすると腹を立てる
無常 無我  全ては変わっていく 執着しない
こだわり 自分を縛ることにも 人生を狭める  自由自在のこころ
劣等感は こだわりからうまれる
自分と和解し 安らぎに満ちた人生
こだわり 偏狭な心   捨てる  寛容 広がり 感謝
花は無心に蝶を招く
一息(いっそく)に生きる  生死を繰り返す
焦らない 一歩一歩 一日一日 イライラしたってしょうがない
白雲おのずから去来す
同じことの繰り返しが 知らぬうちに自分を成長させてくれる
心の拠り所
わび … 詫びる(こんな山奥まで)   さび … 寂しい
自分の力で生きている   人の力には限界があるから どこかで不安を感じる
 仏様から与えられた
永遠の存在を信じる
結果がすべてではない 過程を楽しむ余裕
日本人の精神性
 自然と一体となり生きる
 季節の移ろいから 生きるエネルギーを感じ取る
 結果よりそこに至る過程を重んじる
 木から木の実が落ちるのを静かに待つ
この道より 我を生かす道なし この道を歩く  武者小路実篤
物事を好き嫌いや善悪など相対的評価で見ない
 あるがままを見て 自然に向き合う
自分にないものを求めない 今あるものを大切にする
自分で決める 主人公 様々な制約の中でも自らの人生の主人公となる
ありのままの自分
八風吹けども 動ぜず     風 人の心を迷わせる
利  慢心 おごり
衰  自分の意に反する
毀  悪口
誉  褒める 陰で
称  褒め称える 虚栄心
き  非難

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