2013年8月24日土曜日

生死問答 五木寛之 帯津良一

死を愉しく迎える
白骨の御文
われやさき 人や先
生まれた時から一歩一歩死に向かって歩いていく旅人
どこから来て どこへ行くのか 深く考えると今あることの奇跡を思う

第一章 覚悟ある生き方
医療者の覚悟
夜眠り 朝起きる とは限らない
生から死への荘厳なるドラマに立ち会える
身体 心 命     三位一体
必ず死を迎える存在である という覚悟
たとえ病気であっても エネルギーを高めていくことができる  養生
健康志向 何のための健康なのか
HOLOS 全体を意味するギリシャ語 ホリスティック
死をしっかり視野にいれる社会
 穢として忌み嫌う社会はおかしい
死後のイメージ
誰でも今日より良い明日を願う

第二章 理想の死に方
死に頃 死に時
代替療法の駆使 治療法が枯渇しない
生と死が切り離されている  生と死の統合
つらいことは山ほどあるよ
どんな死に方も それぞれに素晴らしい
化野(あだしの) 鳥辺野
納棺夫日記 きれいな青空のような瞳をした すきとおった風のような人
科学と非科学 中間は?
治し  癒し
空手来 空手去
あるがまま いらぬことはしない  やすらかな死
突然死 用意されていない死 に対する心構え
死は敵でも 異邦人でもない

第三章 最後の時間の過ごし方
死後のこと いろいろ整理は必要  細々したことは生きている人がしてよ
死について日常的に語る 考える
生まれた時に入り 共に生き 肉体が壊れ活動を停止したら そっと抜け出していく何か
余命 宣告なんてできない 当たらない
死ぬための戦略会議
これからの治療会議
半分人ごと 半分自分のこと  軽く聞いてくれる
生涯の一大事である死をサポートするようが 本来の医療
代替医療 とにかく一歩前進させる治療法
いかなる状況になろうとも 明日への希望をいだきつづける 予感と直感をはたらかせて
理想の大道を行き尽くして斃れる
星雲の志を持ち続ける  聖賢 聖人 賢人
生命エネルギー
認知症 痴呆  神に近い
病を得たら 人の手を借り 感謝して生きる

第四章 型破り 死の儀式のヒント
死に場所にこだわる必要はない
野垂れ死に 不幸? すがすがしさ
野垂れ死にの覚悟 生き方の自由度が 増す

第五章 まだ見ぬ死後の世界について
場の中の存在
宇宙 地球 国 地方 職場 仲間 家庭 …
場は未来からやってくる  襲いかかってくる 取捨選択
死後の世界という場 必ずやってくる どういう場かわからないが
地獄のイメージの希薄化
浄土 苦痛からの解放
虚空 時空を超えた場  偉大なる空間
虚空から来て 虚空に還る
一木一草に宇宙の命が宿る
われが宇宙 宇宙がわれ
徃相環相
人身(にんじん)受け難し

第六章 死の壁を超える養生とは
メメントモリ 死を想う
病気の治療を行うときも 死ぬ場合のことを考えておく
生活様式や心のもちようで遺伝子プログラムの発現を変えることができる
現在を作っている過去の因果を すべて肯定する
親鸞 わが計らいにあらず
生きるも 死ぬも あるがまま
それぞれの人生の中で地獄を感じる
 そのなかで一条の光を見たとき 極楽
雑多のものがクリアに見えるより 重要なことに焦点を当てる
与えられた限界の中で 内なるエネルギーを高めていく
肉体的衰えをなんとかやりくりしてやっていく
それがおっつかなくなって苦痛の中で生きるという面が強くなるとつらい
様々な理論 提案 方法 などのなかから 自分にあったものを見つけていくしかない
命というのは エネルギー そのエネルギーを死ぬときに最高潮にする
一気に虚空へ

第七章 究極の生命エネルギーの高め方
高唱念仏
人間は一日一日死んでいく
ホメオパシー
レメディ
千日回峰業
呼吸とエネルギー
栄養学 インプットの理論  アウトプット が重要では?
とっているものを最高度に燃焼させる
死にしっかり向き合うことにより生へのベクトルをつよめることもある
心が空っぽになると 虚空 生命の場から エネルギーが流れ込む
患者さんと自分とは共通の命が流れている
 すれ違う人々とも
医療 治しと癒しの統合の上に成り立つもの

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