2013年12月13日金曜日

「唯識入門」 高崎直道



心の働き 日常の心を超えたところ
現実の心の働きの背後にある潜在的な心の働きそこに問題解決の鍵を見いだす
夢 見ている最中は夢とは気づかない
一水四見  一鏡四心  ものは見る立場によって変わる
三性
我々の日常常識的に考えている分別によって見られた性質
他に依っているという性質
完成されたあり方
浮かんでくるイメージと心とは識とは同じである
客観つまり外界に存在していると思っているイメージ と主観 識とも同じもの
外界に実在すると思っているものは識の現しだした映像イメージに過ぎない



2013年12月10日火曜日

『般若心経の読み方』 ひろ さちや








色即是空空即是色
こだわり
精神の自由
般若 真実の知恵
彼岸に至る
仏教は仏の教えであり、仏になるための教えでもある
迷いの世界を脱却して、真理の世界へ
煩悩の世界から般若の世界へ
菩薩  仏陀 人である   道を求める真摯な心をもっている
観自在菩薩  自由自在に観ることができる  あるがままに見る  存在する一切のものを空とみる

2013年12月8日日曜日

禅寺モノ語り 玄侑宗久



禅は抽象論が嫌い
悩み考える人間だからこそ安心を求めて苦労する
モノは我々との関わりによって初めて十分にモノたりえる
モノから精神性を汲み取る
光陰矢のごとし
何も解決しないまま死を迎える

2013年11月2日土曜日

仏教の深層心理 太田久紀



悟り
人間そのものを追求
東洋の人間学  心の追求 
幻想に苦しむ人間への救い

2013年10月26日土曜日

中途半端もありがたい 玄侑宗久

自分 自然の分身
異物をはぐくむ能力 
耳をよく使う  気は失われない
悲しみは悲しむことで乗り越える

2013年10月20日日曜日

「荘子と遊ぶ」  玄侑宗久

制度を整える
競争社会
管理や罰則を強める
  ⇒ 否 否 否 の世界
常識 なんてくそくらえ
天命を受け入れる
観念 固定 崩す

言葉 主観 限界

坐忘  心斎 虚になる 虚空と一体
夢 大夢 万物は変化 物化 夢中

一 無 混沌 道 徳 玄徳 幽玄な徳
性(もちまえ)がそのまま発揮されれば徳に帰り
 徳を全うすれば道に合致する
もちまえ 本来備わっている 
もちまえを発揮させるもの 風 自然 道 混沌 徳 一 無心
儵(しゅく) 半端な理知的分別による拙速さ
忽      感情的な偏りによる拙速さ
渾沌

混沌たる命の自然を殺してしまう

物と春を為す  皆を春のような和やかさで包んでしまう
運りて積まず
 鏡 様々なものを映すが跡を残さない だから全てを映す
    善悪も好悪もない 徹底して静か
無用の用
 役に立つ 立たない 遊 無為  
 比較  分別 妄想
 柳は緑 花は紅    ただ二つの素晴らしさだけが並び置かれている
あまねく ことごとく 在らざるところなし
心がなにがしかの判断を下している 夢 今を対象としていない以上 夢

天地という巨きな部屋

自分を信じきれない 外的条件に振り回される

方生 ならびしょうず
万物斉同
前後際断 今に没頭

待つ 期待する 頼る
化声 状況によってうつろう 分別の声 是非善悪を論じる言葉
状況の変化に身を任せる
主人公 意志などという人為を埋没させ 状況に完全に浸り切る
無意識 熟練 同化 自然に随う あるがまま

命の働きよう 天機の動くところ
万物すべてそれぞれが比べられない それぞれが天機のうごくところとしてある
無為自然  自然法爾
ありのままをそのまま受け入れ 万化して応じたあとは跡に留めない

みんなちょぼちょぼや 風まかせの逍遥遊
天(自然)に従って生き 死に行く時も万物の変化のまま
陰陽自在
他からの働きかけを受けて初めてそれに王子
 迫られて初めて動き
  やむを得ない状況になって初めて立ち上がる